正月 ３日目は、冬の白川郷へ

さすがに、世界の遺産 日本の故郷 白川郷！
私の地元が飛騨高山、奥飛騨温泉郷、白川郷と
国際観光都市ゆえに、驚きはないものの、
雪積もる景色と、今なお 歴史・文化が息づく
白川郷は、国内外の観光客で大賑わい！

これまで大きな震災、コロナ感染症の影響で
一瞬のうちに観光客が、激減した経験から、
こうしてコロナ前に戻ってきたことは嬉しい。

コロナ禍にあっても、アフターコロナに向け、
戦略を打ち続けた県、高山市・白川村の成果が
予想以上の観光回復につながったと確信。

加えて、「ホンモノ」の観光資源の磨き上げで
「選ばれる観光地」であり続けたことが要因。

さて、「オーバーツーリズム」という表現は、
せっかく旅先に､飛騨を「選んでいただき」、
「お越しいただけた」方々に失礼になるかと
私自身、あえて意識して使わない表現です。

しかし…
観光のトップシーズン、トップイベントに、
村唯一の観光路線であり、生活道路である
国道156号は、村営駐車場から東海北陸道まで
続き、地元に住う皆様の日々の生活に影響は大。
これが「オーバーツーリズム」の影響か。

村も、時ごとに臨時駐車場・シャトルバス運行、
交通状況の事前情報発信、イベント完全予約制、
様々な手立てや施策を打ち続けているものの
限られた駐車場スペースは、やはり限界がある…

観光客の時差分散化や村内エリアへの分散化、
歴史的観光地以外の、白川村ならではの、
温泉、山岳観光、アクティビティな森林空間を
組み合わせた新たなサービス産業創出を今後、
地元官民の皆様と一緒に議論していきたい。