ＧＷの「世界遺産の郷 白川郷」

今日は「オーバーツーリズム」をキーワードに
国内外の観光客で賑わうＧＷの白川郷を視察。

「オーバーツーリズム」とは…
観光地に、キャパシティ以上に観光客が押し寄せ
人混みや交通渋滞、トイレの不足等の問題。
更に、住民が暮らす敷地等にまで足を踏み込み、
日々の住民の暮らしまでトラブルを起こすこと。
日本では「観光公害」という表現を用いる。

まずは、駐車場。
駐車場の空きを待つ車が、延々と続いており、
ＧＷのピーク時、冬のライトアップ時には
東海北陸自動車道にまで、車列が続くことも…
公共交通や、住民の村内移動にも支障を来たす。

次に、環境（ゴミ）問題
住民が住まう住居エリアが観光エリアと混在し、
観光客の持ち込みや、食べ歩きのゴミの処理等、
マナーを守っていただくため、臨時駐車場からの
シャトルバス車内でもマナー啓発ビデオが上映。

増加する観光客のニーズと観光地に暮らす住民の
生活環境との調和を図り、双方の共存・共生のあり方、
総合的な持続可能な観光地づくりに向け、
課題の整理、ビジネスに及ぼす影響等にも、
早速に取り組む課題のひとつであると再認識。